3/16のMonKeysオフにおける「リグレー・オーベム・セレビィ」デッキの使用禁止について
はじめに
~2019.3.6追記~
2019.2.28のアップデートでリグレー・オーベムの特性に修正が入ったため、リグレー・オーベム・セレビィの使用制限を解除します。
2019.3.06現在、使用制限フィギュアはありません。
当記事の内容は撤回させていただきます。
~追記終わり~
まずは3/16(土)のMonKeysオフに興味を持っていただきありがとうございます。
対戦会参加者様・参加を検討されている皆様に、一部フィギュアの組み合わせの使用禁止とその理由についてのお知らせがございます。
今回、運営側の判断といたしまして、[EX]セレビィと[R]リグレー・[R]オーベムのいずれかの組み合わせを有するデッキ(以下、「リグレー・オーベム・セレビィ」デッキ)の使用を禁止させていただくことにいたしました。
本記事では、禁止を判断した経緯についてご説明いたします。
※セレビィのみでの単体使用、セレビィを採用せずリグレー・オーベムの組み合わせのみでの使用に関しましては禁止の対象ではございませんのでご注意ください。
禁止フィギュアについて
[EX]セレビィ
2019.2.13のゼンリョク・アップデートで追加されたフィギュアの一つ。同月現在、月額2000円のプレイヤーパスの初回特典でのみ入手可能なフィギュアです。
注目すべきはその性能で、時を渡るポケモンであるセレビィを象徴する「ときわたり」という特性がゲーム性を著しく損なう可能性があります。
「ときわたり」
「ときわたり」は、ゲームを1ターン前に戻すという、ゲームシステムに直接干渉できる非常に特異かつ強力な特性です。また、この特性はベンチ・フィールド・P.C.のどこからでも可能であり、特性の発動に確率的な失敗が存在しないことも大きな特徴です。
これと引き換えに自らを除外するというデメリットを持ちますが、これを[R]リグレーと[R]オーベムの特性「トランスポート」によって解決したものが、本対戦会で禁止の対象としたデッキとなります。
[R]リグレー・[R]オーベム
いずれも2018.10.1に実装されたフィギュアです。双方とも同じ特性「トランスポート」を持っています。
自身の気絶を発動条件とし、自身を除外する代わりにすでに除外された他のフィギュアをベンチに戻すという特性です。この特性を用いることで先述の特性を発動したセレビィを除外から復帰させることができます。
問題点
リグレー・オーベムが気絶したとき、次のターンにセレビィの「ときわたり」を使用することで気絶する前のターンに戻します。もう一度リグレー・オーベムが気絶すると、特性「トランスポート」によりセレビィがベンチに戻るため、次のターン再び「ときわたり」を使用することができます。これらは確率的に失敗することがなく、持ち時間の許す限り延々と繰り返すことができます。
「せんぷうきゃく」や「ランデブー」などの一部の技でリグレー・オーベムを気絶させることなく移動すれば対処することが可能ではありますが、逆にそれらの要素を含まないデッキでは、フィールドのリグレー・オーベムを除去することは包囲も含め100%不可能です。
また、この戦術はセレビィ入りのデッキでリグレー・オーベムをフィールドに出すだけで成立するため防ぐ手段がなく、一度成立してしまえば確実にTOD(※)に持ち込むことができます。
※TOD: Time Over Deathの略。時間切れ負け。
本対戦会での措置とその理由
本対戦会の趣旨はリーグマッチ準拠のガチ大会であり、本来であればどのフィギュアも制限すべきではありません。例えば過去に猛威を奮った「デオキシス」デッキや「UB」デッキなどに関して「強すぎるから」という理由で禁止措置を行うことは、当時の環境であってもございません。
- 無対策のデッキの勝率が0%であること
- 対策を講じることにより環境が著しく狭まること
- ゲーム性が著しく損なわれること
という3つの項目において、過去や現在のどのフィギュアの組み合わせとも区別して考えるべきだという判断に至り、本対戦会では、
という措置を取らせていただくことになりました。
おわりに
以上の理由から、本対戦会では[EX]セレビィと[R]リグレー・[R]オーベムのいずれかの組み合わせを有するデッキの使用を禁止とさせていただきます。ご理解の程をよろしくお願いいたします。
また、本決定は2019.2.17現在の状況から判断したものであり、大会当日までにゲーム内で当該フィギュアの修正が行われた場合は、その内容を踏まえて改めてルールの変更を行う可能性がありますのでご了承ください。
最後になりますが、当日は多くの皆様のご参加をお待ちしております。